ボイトレー

ボイストレーニングのやり方の説明

ボイトレには腹筋トレーニングがおすすめ! 体幹トレーニング編

筋トレとボイトレの関係について、
結論としては身体のトレーニングによって歌の上達に繋がります。

 

これはボイストレーニングをずっとしていたので声量をあげるためにずっとやっていることです。

 

ポイントは「腹筋を鍛える」のではなく体幹を鍛える」ということです。

 

腹筋は筋肉の表層なので、あまり筋肉がつきすぎると固くなってしまって声を出す時に逆に抑止力が働いてしまい、声が出にくくなってしまいます。

 

あくまで声を出す時に使う筋肉はインナーマッスルなので体幹を鍛える練習をするように心がけます。

 

体幹レーニングをするのに床の上のままだと痛いのでヨガマットなどを敷いて、その上でストレッチポールを起き、背中から乗ってバランスをとることで体幹を鍛えます。

 

筋トレがボイトレに与える影響にはどんなものが考えられるのか説明します。

 

筋トレがボイトレに与えるメリットとは?

 

メリット①発声が安定する


まず挙げられるメリットとして発声が安定するというものがあります。
腹式での発声の場合、横隔膜が下がった状態をキープして歌っているのですがこの横隔膜の上げ下げに腹筋周りの筋肉が大活躍しているからです。


筋力があまりに足りないとこの腹筋周りの支えや横隔膜の動きが安定せず、歌も不安定になってしまいます。


歌うために腹筋をしようというような風潮はここからきているのだと思います。


メリット②歌うなどの基礎体力がつく


筋力がつくことで歌う持久力が備わり、長時間歌えるようになっていきます。


そんな長時間歌わないよ、という方の中にも例えば1曲通して歌うと最初は調子良いのに後半疲れてくるという方は多いはず。


そういった方も1曲通して安定して歌えるようになるので筋トレ自体はオススメです。

 

デメリットは何だろう??

 

筋トレにデメリットはあるのか?

 

まず筋トレはやり方を間違えると身体をしまうので危険だという面があります。


せっかく鍛えようとしても身体を痛めてしまっては本末転倒です。


次に鍛える場所を間違えてしまうとかえって歌が下手になる場合があります。


特に鍛えすぎてしまうとマズイのは首周りや肩周りです。


その辺りを鍛えすぎると声帯が圧迫されて音域が著しく狭まります。


音域が狭くなるというのは歌う人にとっては致命的です。


よく理解した上で筋トレは行なってください。

 

ボイトレに劇的に効くボイトレ方法

歌の上達のために一般的な筋トレをすると逆に痛めてしまう危険もあります。


ここからはそういったリスクもなく、高い声が出て歌も安定する、歌うために必要な筋力を正しく鍛えられる練習メニューをご紹介しましょう!

フロントブリッジ

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数年前にインテルの長友選手が流行らせたことで広く知られるようになった体幹レーニング。


この体幹を鍛えるのは非常に歌にとって重要です。

 

フロントブリッジのやり方


①床にうつぶせに寝る
②腕を肩幅まで広げて体を起こす
③腕の角度は90度で肘をつく
④足はつま先立ちする
⑤足から首にかけて体全体がまっすぐになるようにしてキープ

 これを1セット30秒~60秒くらいを基準にやってみましょう。


この時に上半身が反らないように注意してください。腰を痛めてしまう原因になります。


体全体がまっすぐになるのがポイントです。


キツくなってくるとどうしても楽な腰を浮かした姿勢になってしまいますがこれは腰を痛めるため危険です。


この体幹レーニング、実際にボーカルレッスンでもやりますが皆さんかなりキツいようで翌日には腹筋も背筋も筋肉痛で大変なようです。


しかしこのフロントブリッジは本当に腹筋から背筋まで体のコアな部分(体幹)全体に効いてくれるので効果抜群です。

 

背筋トレーニン

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 ボイトレ初心者の方でよく筋力が足りないからと腹筋をしようという方がいらっしゃいますが、初心者にこそ腹筋よりも背筋のトレーニングをしてほしいです。


背筋を鍛えることで猫背改善になり姿勢が良くなります。


姿勢が良くなるだけで発声が安定し、発声も良くなります。


そして腹式呼吸に取り組み始めたばかりのボイトレ初心者の方は腹筋(前側)に意識し過ぎてしまい、肩にも力が入ってしまうので背筋トレーニングをしながら歌うことで背中が伸び、正しい姿勢での発声からブレにくくなります。


 背筋トレーニングのやり方


①両足を揃えてうつ伏せに寝る。
②そのまま両足を地面から5~10cmほど浮かす。
③30~60秒キープ。

 

ハンドニー

 

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頭部と四肢(手足)をのぞく胴体部分のことです。腹筋も背筋もバランスよく鍛えることができるので姿勢が美しくなり、肩こりや腰痛の改善も期待できます。

 

①手を肩幅に開いて四つん這いになります。両手と両ひざの4点で身体を支えます

②身体と床で四角形を作るイメージで。背中は真っすぐ。

③この状態からゆっくり片手を上げます。8-15秒キープしてゆっくり元に戻します。左右行います

 

ポイント

 

 

肩はリラックスさせましょう

上げている手と足を引っ張り合うようにします

呼吸は止まらないように

ドローイン(お腹をへこませる)を意識

 

このことを意識してください。

 

 

 

他にも多くあるがこれらの体幹レーニングメニューをやりましょう! 

 

長友佑都体幹トレーニング20

長友佑都体幹トレーニング20

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体力が上がりより自身が付くことができます!!

 

ではでは、この辺で~